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スギヒラタケって缶詰で販売されてたの?毒性 見分け方 まとめ

毒キノコとされているものはたくさんあります。が、今まで食べられていたのにある時期から突然毒キノコになった、そんなものはかなり少ないと思います。

スギヒラタケというキノコは、まさにそのように突然毒キノコになってしまいました。
その経緯や前後のことを、ご紹介したいと思います。

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スギヒラタケは缶詰で販売されていた?食べ方について

引用:http://kinoko.kesagiri.net/sugimotase.html

こちらは実際に販売されていた時の缶詰の写真です、どうやら本当にこのままで売られていたようです。

それまでは東北や北陸、中部地方などで広く食べられていたのですが、2004年に突然、このキノコを食べた事によって60人もの発症者が出てしまいました。

その為、その年よりスギヒラタケは毒キノコである、とされ
今でも農林水産省のホームページ上で食べないよう呼びかけられています。

それ以前には、味噌汁やけんちん汁の具として使われていたりと、食用として当たり前に
使われていたようなのですが、一体なぜそんな事になったのか分かったことをご紹介します。

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スギヒラタケの毒性、症状を紹介

まずはスギヒラタケを食べてしまった時の症状についてですが、初期症状として自分の意志と関係なく筋肉が動いたり逆に動かなくなったりし始め、下半身のマヒなどが出始めます。

そのあと、意識がはっきりしなくなり、昏睡状態になってしまうなどの意識障害が起こり
最悪の場合はそのまま死亡してしまうようです。

症状としては急性脳症というものでかなり重いと思えるのに、2004年に毒キノコに認定されるまでなぜ食用として扱われていたのでしょうか。

ハッキリとしたことは分かりませんでしたが、どうやらその前年、2003年に行われた感染症法という法律の改正が大きかったのでは、と考えられているようです。

簡単にご説明すると、この法改正により急性脳症が発症したら行政への報告が義務づけられ、そのことにより初めてこのキノコとの関連が注目されたのでは、という事です。

しかし、急に毒キノコになったのではなく、それまでもずっと有毒だったものが法改正により初めてハッキリと有毒だという事が明らかになった、と言いたいところですが、実際のところ中毒に至る詳細なメカニズムは現在も不明のようです。

ウスヒラタケとの違いを紹介

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突然毒キノコになったがその中毒のメカニズムは不明、というミステリアスなキノコですが
そんなスギヒラタケの仲間をご紹介します。

ウスヒラタケ

引用:http://www.inakashikou.com/usuhiratake.html

こちらはウスヒラタケです、スギヒラタケとそっくりすぎて見分けが付きません。

スギヒラタケ

引用:https://www.kinoco-zukan.net/sugihiratake.php

二枚目の画像がスギヒラタケなんですが同じものにしか見えません。
ここまでそっくりなのに片方は食用で片方は毒キノコなんて、なかなか厳しい試練です。

ずばり、見分けるポイントですが、一番の違いは左側のウスヒラタケには
基本的に短いならがも柄(え)があるのがポイントです。

色についても、写真では同じ白に見えますが、ウスヒラタケの方は白というより薄いベージュというか少し色がついているようです。

とは言えこれだけ似てるとなると、たとえポイントがあるにしても素人に判別は不可能に思えますが…

今まで食べていたものが突然有害なものとして扱われる、そんなことが実際にあるんですね。考えてみれば、一時期の健康ブームから毒とまでいかなくても体に悪いとされる食材などが増えたり減ったりしていますし、これからも普通に口にしていたものが毒になるなんてこともあるかもしれません。

これ以外にも、毒キノコについて調べてみました。よろしければ是非ご覧ください。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます!