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ヒトヨタケの種類について紹介!

ジミジメした布団や畳、押入れの中に生えてるキノコ…漫画などでそんな描写を
みたことはありませんでしょうか。

種類によっては山の中だけでなく、そういった身近な場所にも生えてくる
キノコがあります。

今回はそんな身近なキノコのヒトヨタケについてです。

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ヒトヨタケの種類について紹介

引用:https://www.kinoco-zukan.net/hitoyotake.php

山の中というよりも庭や畑、草地や道端など人間の生活圏内に近いところに
生えるヒトヨタケですが、実はたくさんの仲間がいます。

・ヒトヨタケ・ネナガノヒトヨタケ
・キララタケ・ウシグソヒトヨタケ
・イヌセンボンタケ・クズヒトヨタケ
・コキララタケ

以上が主な種類になるようです。

ものによっては食べれたり、食べられなかったり毒があったりとしますが
やはりどのキノコも生活圏で見る可能性のある場所に生えてきます。

また環境が整えば、都市部でも育つことがあるらしいので
本当にどこでも見る事ができるキノコと言ってもいいかもしません。

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ヒトヨタケって溶けるの?

突然ですが、ヒトヨタケは漢字で「一夜茸」と書きます。
由来は一晩で傘とひだの部分が溶けて消えてしまうから、と言われています。

そうです、ヒトヨタケって溶けるんです。

引用:http://robanokaguya.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/post-a001.html

こちらが液状化して溶けたヒトヨタケなのですが
(写真はササクレヒトヨダケという仲間のキノコです)

このように成長していくと、最終的に溶けてなくなってしまうそうです。

ヒトヨダケのすべての仲間がこのように溶けてなくなるというわけではないですが
このキノコの仲間は大体溶けていくとのことです。

ちなみに英語圏内ではinky cap(インクキャップ)などと呼ばれているそうですが
納得のネーミングですね。

ヒトヨタケは駆除したほうがいいの?

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最初にお話した通り、ヒトヨタケは身近なとこに生えてくるキノコです。
自分の家の庭だとか、そういったとこにも生えてくるので駆除した方がいいのかどうか
みなさんお考えになるようです。

結論としては仮にも毒キノコなので、駆除した方がいいと思います。

確かに溶けてなくなるからほっといてもよさそうな気もするのですが、

アルコールと一緒に口にした時に、ヒトヨタケの持つ成分がアルコールの分解を邪魔して
ひどい二日酔いになってしまうそうです。

他にもホテイシメジというキノコが、やはりアルコールと一緒に口にしてしまうと同様の症状が出るそうです。

ひとます死亡するほどの毒性ではないですが、決して興味本位などで口にしないでくださいね。

現在、日本に生息しているキノコは約6000種、さらにその中で
名前がついているものが2000種だと言われていますが、最終的に溶けて
なくなってしまうというのは、確認できているキノコの中でもやはり珍しいようです。

自らを溶かすことによって胞子を分散しているらしいのですが、どことなく
切なく感じます。

これ以外にも毒キノコについて調べてみました。よろしければ是非ご覧ください。
ここまでお読みいただきありがとうございました!