笑う門には福来る。現代では、このことわざはどうやら本当かも、となってきています。
笑うことでがんやウイルスに対する抵抗力が高まり、同時に免疫異常の改善にもつながる。
本当にこんな研究結果があるそうで、笑顔でいることのメリットは思った以上に大きいようです。
しかし、それがよくない方法、例えば毒キノコで引き起こされていたら…
今回はそんな笑いに関する、ワライタケについてです。
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ワライタケを食べたらどうなるの?症状の紹介
さっそくですが、ワライタケを食べてしまった時の症状についてです。
主な症状としては幻覚、幻聴、しびれなど。その幻覚作用から、急に笑い出したり
するそうで、時には息も出来ないくらい笑い続けるなんて話もありました。
これだけならワライダケという名前がついたのも十分納得なのですが、場合によっては悪寒や吐き気、落ち込んだり恐怖感に襲われるパターンもあるとか…。
なんか危ないクスリみたい…と思うかもしれませんが、何とワライタケは実際に麻薬認定されているキノコなんです。
ワライタケの分布は?自生しているの?
ワライタケは主に牧草地、芝生、馬や牛の糞などの発生し、場所としては本州、北海道、沖縄などでも観測されているそうです。
つまり、ちょっと緑があるところなら見かける可能性がありそうです。
がしかし、先ほどもお話しましたが、現在は麻薬原料植物として指定されていて、売買はもちろん故意の採取や所持も法律で禁止されています。
他の毒キノコも流通がないのは一緒ですが、所持自体が禁止されているものがいくつあるのかを考えると、かなり珍しいかもしれません。
ワライタケは販売してるの?
現在は法律によって売買・所持まで禁止されているので販売してはいません。
が、この法規制は2002年にされたようで、それ以前に関しては普通に手に入れることができたようです。
ワライタケも含め、このような幻覚を見る作用があるキノコをマジックマッシュルームと呼ぶそうですが、規制前はインターネットなどで手に入る為、誰でも簡単に購入できたようです。
もちろん、それが原因で色んな事件が起こり法規制に至ったようですね。
万が一、手に入れられそうなことがあっても絶対に買ったり採取したりしないでください。
今回、ワライタケについて調べているうちに、こういった幻覚系キノコは
さかのぼると宗教の儀式などで使われていた事を知りました。
普段は決して見ることのない景色や味わうことのない気分、そういったものが
キノコを通して訪れた時、そこに神様を、または神様のいる世界を感じる事ができるのでしょうか。
ただの幻覚なのか、それとも目に見えるものが全てではないのか。
今回はそんなちょっと不思議なキノコの話でした。
これ以外にも毒キノコについて調べてみました。よろしければ是非ご覧ください。
ここまでお読みいただきありがとうございました!