きれいな空気、青々とした緑が広がり、時期がくれば紅葉で色づく山。最近はキャンプや登山なども人気があり、行く機会も増えた方もいらっしゃるかもしれません。
そんな日常ともいえるような光景に潜んでいるかもしれない毒キノコ。種類によっては
カラフルでなんとも言えない神秘的な雰囲気がありますが、もし食べてしまったら…誰もが一度は話を聞いたことがあるのではないでしょうか?
そんな毒キノコについてです。
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カキシメジの見分け方・特徴
https://ja.wikipedia.org/wiki/
こちらがカキシメジの写真です。こうして見てみると、目を引くような色でもなければ
形もごく普通のきのこ…正直、毒キノコと言われなければ分からないのではないでしょうか。それが特徴と言えるかもしれません。
しかし見た目がそうでも、れっきとした毒キノコ。口にしてしまうと、
頭痛・腹痛・嘔吐・下痢といった症状が現れて、2〜3日はつらい思いを
する羽目になります。
こちらのカキシメジとツキヨタケ・クサウラベニタケ、この3つが日本でのキノコ食中毒の7割を占める事から「食中毒キノコ御三家」と呼ばれていたりします。
見分け方としては
といったところでしょうか?
カキシメジに限った話ではありませんが
正確に見分けるのは難しいので自信がない場合は絶対に食べないでくださいね!
カキシメジ塩漬け
さて、そんな食中毒キノコ御三家の一つであるカキシメジですが
なんと地域によっては塩漬けにして食べることがあるとのことです。
この塩漬けという方法、フグの卵巣の糠漬け(ぬかづけ)にも、糠づけにする前工程として塩漬けする期間があるのですが、原理的にいうと塩漬けすることで水分を出すことによって毒の成分を弱くする・薄めることが出来る、という事のようです。
ただ、方法として間違ってないものの完全に無毒化出来るわけではないようなので
自分でやってみよう!というのは危険が伴います。決して試さないで下さいね。
カキシメジ食べ方・味
ということで、専門家または経験豊富な方による毒抜きがなされたカキシメジは
どんな味がするのか?
残念ながら、調べてみてもどのような味がするのかは分かりませんでした。
しかし、どうやらお吸い物に入れる事が多いようなので味としてはシメジやエノキに近いのではないでしょうか。
そして、予想外にも毒抜きする前のカキシメジの味がどんなものか、という情報がありました。『苦い』そうです…。
見た目からは毒キノコとは思えないこのカキシメジ、実際にシイタケやクリフウセンタケといったキノコに似てる事から誤って口にしてしまう事例がとても多いようです。
物事は見た目で判断出来ない、なんて事を考えてしまうキノコですね。
これ以外にも毒キノコについて調べてみました。よろしければ是非ご覧ください。
ここまでお読みいただきありがとうございました!